トラウトが大谷残留のために全力疾走で説得って本当?プレーオフ目指せる?

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トラウトが大谷残留のために全力疾走で説得って本当?プレーオフ目指す! スポーツ

皆さん

毎日聞こえてくる、大谷翔平選手の二刀流として活躍するニュースに興味ありませんか?

今後、メジャーリーグで気になるのは、

①WBC(World Baseball Classic:ワールドベースボールクラシック:2023年3月8日~3月21日)で優勝し大会MVPとなり世界的にも更に偉大になった大谷選手が今季終了後FA(Free Agent:フリーエージェント)になった場合、大谷選手がエンゼルスに残留する決断をさせるようにした、トラウト選手の全力疾走のプレイとは?

更に、

②トラウト選手と大谷選手が中心となってエンゼルスがプレーオフ進出すれば、大谷選手の残留の可能性が高くなるのでは?ではそのエンゼルスがプレーオフ進出できる可能性は高いのか低いのか?

この2つの疑問に関して、トラウト選手へのインタビューで『トラウト選手と大谷選手との関係』や『エンゼルスの運命を左右するレギュラーシーズン』についての発言を紹介しますので、興味のある方は、是非記事をご覧ください^^♪

  1. トラウトが大谷残留のために全力疾走で説得した?!大谷はエンゼルスに残留か?
    1. 誰よりも『勝ちたい』想いを行動で示したトラウト選手と大谷選手
    2. 視聴者からトラウト選手と大谷選手への大称賛の声
    3. ネット上の視聴者からはトラウト選手の全力疾走が大谷選手のエンゼルス残留のために説得に繋がる!
  2. マイク・トラウトと大谷翔平の関係性は?7つのエピソードを紹介!
    1. 大谷愛①トラウト選手は大谷選手に最初から好意的な印象!
    2. 大谷愛②アメリカのスーパースターのマイク・トラウトから見た大谷翔平
    3. 大谷愛③大谷選手の日本での大活躍を経てエンゼルスでも活躍する姿はトラウト選手に重なって似ている
    4. 大谷愛④トラウト選手が大谷選手を評価するのは野球の能力はもちろんのこと野球以外のグラウンド内外での大谷選手の姿
    5. 大谷愛⑤トラウト選手は、大谷選手の徹底した努力と二刀流として才能を高く評価
    6. 大谷愛⑥『トラウト選手と大谷選手との関係性』は友好的な競争関係なのか?
    7. 大谷愛⑦勝利を誓い合った盟友であるトラウト選手の今季終了後にFAとなる大谷選手への想いは?
  3. エンゼルスは勝ってプレーオフへ進出することは可能か?
    1. トラウト選手談「大谷選手の残留」にはエンゼルスをワールドシリーズに導くことが最も大切
    2. 大谷選手とトラウト選手がいるエンゼルスが勝てないのはなぜか?
    3. 大谷選手とトラウト選手がいるエンゼルスが勝てない状況についてのネット上の反応は?
    4. 勝利を誓い合った盟友であるトラウト選手や大谷選手へのネット上の声は?
    5. ロサンゼルス・エンゼルスの2023年5月16日現在の順位は?
  4. 大谷翔平選手はエンゼルスに残留するのか否かの予測
    1. 順位表の各項目の意味について
  5. アメリカが誇るスーパースターであるマイク・トラウト選手
  6. トラウト選手と大谷選手のプロフィール
    1. マイク・トラウト(Mike TROUT)選手
    2. トラウト選手はレジェンド(伝説的人物)たちと肩を並べる最高の強打者
    3. 大谷 翔平(おおたに しょうへい)選手
    4. 大谷選手は近代プロ野球では非常に稀な投手と打者を兼任して活躍する唯一無二の「二刀流」スターの選手
  7. 「トラウトが大谷残留のために全力疾走で説得って本当?プレーオフ目指せる?」のまとめ
    1. 関連

トラウトが大谷残留のために全力疾走で説得した?!大谷はエンゼルスに残留か?

トラウトが大谷残留のために全力疾走で説得って本当?プレーオフ目指せる?

今シーズン2023の2試合目の『2023年4月6日のシアトル・マリナーズ戦』で初勝利した、トラウト選手と大谷選手の活躍に先ず着目してみましょう!

誰よりも『勝ちたい』想いを行動で示したトラウト選手と大谷選手

今シーズン2023年は、大谷選手は2年連続で開幕投手を務めるも、6回2安打無失点の好投むなしく、またしても「なおエ(なお、エンゼルスは敗れました。の略語)」。エンゼルスは逆転負けを喫しました。

そんな中で迎えた2試合目の先発となった大谷選手の『2023年4月6日のシアトル・マリナーズ戦』に着目してみましょう。

大谷選手は6四死球を与えたものの3安打1失点で今季4-3で初勝利を挙げました。

終盤まで2-1とわずか1点のリードという緊迫した展開の7回に先頭のウルシェラ選手がツーベースで出塁すると、

2アウトながら一、三塁のチャンスを迎えます。

ここでトラウト選手がショートへゴロを打つと、全力疾走(激走)でタイムリー内野安打として
エンゼルスに貴重な追加点が入りました。

続く大谷選手も流し打ちでレフト線を破る技ありのタイムリーを放ちました。

トラウト選手の全力疾走(激走)の内野安打と、大谷選手の連続タイムリーヒットとが勝利に直接つながることになったのです。

ネット上では、『このような「2023年4月6日のシアトル・マリナーズ戦」のトラウト選手の全力疾走(激走)を見てご覧!!』
『あ~言うトラウト選手のプレーが言葉では表現できない、
大谷選手に1番応える、エンゼルス残留のための説得に繋がる行動になるかも知れませんね!!』と歓喜の声が聞こえてくるようでした!!

視聴者からトラウト選手と大谷選手への大称賛の声

視聴者からは
『やっぱりこの二人違うわ!!』
『やっぱ『トラウタニ』最高!!』
『アニキ(トラウト)もショウヘイ(大谷)もかっこええ!!』

「『トラウタニ』本当にかっこよすぎる!!」
『やっぱりトラウトと大谷なんだよな!!』

と2大スターの痺れる(しびれる)競演に満足したファンの声が多かったようです。

はたして日米スーパースター2人の努力が実を結び、エンゼルスの成績は上向く兆しを見せるのか。

ネット上の視聴者からはトラウト選手の全力疾走が大谷選手のエンゼルス残留のために説得に繋がる!

ネット上からは、更に、次のような声が寄せられています。

『打ってすぐ全力疾走のトラウトには痺れた(しびれた)。
本当に勝ちたい、大谷を勝たせたい気持ちが伝わった』

『トラウトこそ、「なおエ(なお、エンゼルスは敗れました。の略語)」の一番の体現者
(「なお、エンゼルスは敗れました」という事実を、自らの身をもって現実的・具体的に表現した人)だろう。
日本のファンは大谷が活躍しだしてからのエンゼルスのファンだけど』

『トラウトは大谷より以前に何年も
どれだけ打って毎年MVP級の活躍をしても、
エンゼルスはろくに勝てないし、プレーオフにも進めない、
「なおエ(なお、エンゼルスは敗れました。の略語)」をずっとくらってたわけだからね。
普通ならモチベーション(動機付け)を失って、腐ってもおかしくないだろうけどね』

『野球はどんだけ打っても勝てなきゃつまらない』

『エンゼルスと長期契約していてエンゼルス愛もあるトラウトは、ずっとそんな中でプレイしていて、そこに大谷という存在がエンゼルスに現れてくれて、どれだけ救われただろう』

『別のインタビューであったけど
『大谷を引き留めるためなら何でもする』、
って気持ちは痛いほどわかるわ』

『メジャーリーグは移籍面では、私情を挟まないドライだし、
それが悪いことだとは思わないけど、
今のエンゼルスから大谷がいなくなっちゃったら、
残ったトラウトは不憫(ふびん:かわいそうなこと)すぎるわな』

シーズン前に大谷選手のFAについて、トラウト選手がインタビューを受けて言及した時
『全力で残留してもらえるよう説得する』

と答えてましたが、

『上述したような「2023年4月6日のシアトル・マリナーズ戦」のトラウト選手の全力疾走(激走)を見てご覧!!』
『あ~言うトラウト選手のプレーが言葉では表現できない、
大谷選手に1番応える、エンゼルス残留のための説得に繋がる行動になるかも知れませんね!!』

『トラウト選手のガッツを見て、エンゼルスのチームメイト全員に奮起してもらいたいものですね!!』

マイク・トラウトと大谷翔平の関係性は?7つのエピソードを紹介!

マイク・トラウト選手の大谷翔平選手との関係性を示した7つの大谷愛のエピソードを紹介しますね!

大谷愛①トラウト選手は大谷選手に最初から好意的な印象!

エンゼルスでは、トラウト選手と大谷選手は仲が良いことで有名です。

エンゼルスが大谷選手獲得の知らせを当時のGMであるエプラー氏から直接受けたとき、トラウト選手はこう言いました。

『エプラーGMから携帯にメッセ-ジをもらったんだ。
クリスマスの朝にプレゼントを見つけた子供のように僕は大喜びしたよ!』

入団当時から大谷選手に対して好意的な印象を抱いていることがわかります。

大谷愛②アメリカのスーパースターのマイク・トラウトから見た大谷翔平

トラウト選手は過去に大谷選手のことを『トラウト選手自身がエンゼルスに入団した頃と重なる部分がある』とコメントしたことがあります。

2021年4月、アメリカのニュースサイト「ビジネス・インサイダー」の記事でインタビューを受けたトラウト選手は、当時の大谷選手について、次のようなコメントを残しています。

『彼(大谷)が最初に、ここ(ロサンゼルス・エンゼルスの本拠地であるカリフォルニア州アナハイム)に来た時の盛り上がりは凄かった。

カリフォルニア州アナハイムの人々が大きな期待を寄せていた。

俺は彼(大谷)の動じない振る舞いを見たことがなかった。
たくさんの人が見ている中で、自分にプレッシャーをかけられるなんて。

とてもクレイジーな(常軌を逸した)ことだ。
そして、とても特別なことなんだ』と述べました。

大谷愛③大谷選手の日本での大活躍を経てエンゼルスでも活躍する姿はトラウト選手に重なって似ている

高校3年の頃、メジャーリーグに挑戦すると宣言していた大谷選手。

当時、日本ハムの監督であった栗山監督の熱心な説得により、日本ハムにドラフト一位で入団した経緯があります。

そして、日本球界では1年目から早くもスター選手として活躍してきました。

トラウト選手は日本で結果を残し、メジャーリーグに挑戦した大谷選手に対しても
高い評価を残しています。

『ショウヘイ(大谷)は注目を浴びるという経験を日本ですでにしてきた。
大舞台などでどのようなリアクションを取ればいいかなど知っていたんだ』

と言いました。

トラウト選手も、エンゼルス入団当初から、将来のスター候補生として注目されてきました。

そして、トラウト選手は、そんな周囲からの期待に見事に応えてきました。

トラウト選手は、
『彼(大谷)が最初に米国に来た時、
誰もがショウヘイ(大谷翔平)を見たいと思っていました。

俺がNo.1プロスペクト(成功の可能性)だったときの注目ととても似ている』

ベーブルース以来の二刀流として野球の最高峰の舞台、メジャーリーグに挑戦した大谷選手に対して、トラウト選手は、若かりし頃から注目されてきた自分自身と重なる部分があった大谷選手を特別な存在として認識していることがわかります。

大谷愛④トラウト選手が大谷選手を評価するのは野球の能力はもちろんのこと野球以外のグラウンド内外での大谷選手の姿

大谷選手がアメリカンリーグMVPを獲得した時に、トラウト選手が、

『大谷選手に対して、最も評価していることで印象に残っていること』を聞かれた際、

トラウト選手は、
『大谷選手の野球の能力ではなく、それ以外の面だ』とコメントしました。

『僕が最も感銘を受けたのはグラウンド内外の彼の行動や姿だ。

毎日多くのことをこなすけど、いつも笑顔だった』

◆折れた相手打者のバットを拾ったり
◆死球を受けた後に一塁手と談笑したり
◆グラウンドに落ちているゴミを拾うなど
◆ファンも誰よりも大切にして、球場外で子ども達にも積極的にサインをしている姿

などの大谷選手の行動や姿を、常日頃から見ているトラウト選手だからこそ、大谷選手の『謙虚な姿勢』に刺激を受けたのかもしれません。

大谷愛⑤トラウト選手は、大谷選手の徹底した努力と二刀流として才能を高く評価

「FOXスポーツ」のMLB専門ツイッターにおいて、名物コラムニストとして知られるケン・ローゼンタール氏がトラウト選手にインタビューした動画が公開されました。

『名物コラムニストのケン・ローゼンタールが、マイク・トラウトと膝を突き合わせて、エンゼルスの運命を左右するシーズンや、トラウトとショウヘイ・オオタニ(大谷翔平)との関係について話をする』

というツイートで、

大谷選手に対するトラウト選手の想いが語られたのです。

名物コラムニストのローゼンタール氏は、先ず『トラウト選手による大谷選手への評価』について質問しました。

トラウト選手は質問に対して、このように回答しました。

『素晴らしいよ。全ての注目、メディアが集まる中で自分のケアをして、毎晩毎晩、投打でパフォーマンスする。

とても異常なことだ。
なんて素晴らしいチームメートで、素晴らしい奴なんだろう。

彼は勝ちを求めている』

と大谷選手のアスリートとしての徹底した努力と二刀流としての類い稀なる才能を高く評価しました。

大谷愛⑥『トラウト選手と大谷選手との関係性』は友好的な競争関係なのか?

さらに、名物コラムニストのローゼンタール氏は、『トラウト選手と大谷選手の関係性』について、トラウト選手に対して際どい質問を続けます。

『2人は友好的な競争関係なのか?それとも全然違うタイプの選手だからそのような競争関係でもないのか?』

『大谷選手はトラウト選手自身にとってどのような存在であるのか?』

トラウト選手は、
『トラウト選手自身と大谷選手との関係性』についても、冷静に回答しました。

『僕らは互いにハッパをかけあっている。
それがチームメートのすることだと思う。
互いにベストを引き出す努力をする。

彼がしていることを見て、自分はそれを上回る努力をする。
毎年そうだ』と、

『大谷選手の存在が、自ら(トラウト選手)のレベルも引き上げている』と語りました。

さらに、2014年からプレーオフへの出場がないエンゼルスのチームの現状に触れ

「トラウトをプレーオフに連れていけ、
オオタニをプレーオフに連れていけ、
というような表現には神経を逆なでされる」

と心境を吐露しました。

『僕は野球が大好きだし、
プレーをとても楽しんでいる。
だが、勝ちたい』と、口にしました。

2014年から遠ざかっているポストシーズンに進出することを目標としていることが分かります。

大谷愛⑦勝利を誓い合った盟友であるトラウト選手の今季終了後にFAとなる大谷選手への想いは?

勝利を誓い合った盟友(めいゆう)であるトラウト選手は、今季終了後にFAとなる大谷選手への想いをこう打ち明けています。

『ショウヘイ(大谷)はグレート(Great)だ。

このチームにあって、あれだけの注目を浴びるなかで、しっかりと最善の調整をして、毎日投打で活躍している。

これって普通じゃない驚くべきことだ。
それと同時に大谷は良いチームメイトだ。
本当に良いヤツだし、俺と同じように勝ちたいんだ。

ショウヘイ(大谷)とはお互いに良い影響を与え合っていると思う。
それが1番重要さ。少なくとも俺はチームメイトが最大の結果を出せるようにしたいと思う』

トラウト選手は、同僚のため、そしてチームの勝利のため、奮闘を続けています。

『勝ちたい』想いは大谷選手もトラウト選手も同じです。

そして、誰よりも『勝ちたい』想いを行動で示しているのがメジャールーグのスーパースターの
トラウト選手であるとも言えるのです。

加えて、トラウト選手と大谷選手の二人は、WBCという大舞台で戦ったことで、ワールドシリーズに出て、より勝つことへの熱望が高まったと思います。

詳細には、WBCの決勝戦では侍ジャパン(侍JAPAN:日本)の1点リードの9回2死から大谷翔平投手がアメリカの主将マイク・トラウト選手を空振り三振に仕留めて、侍ジャパン(日本)が世界一に輝きました。

この瞬間の大谷翔平投手の感情を爆発させて生き生きとした姿に感動された日本中のファンの方は多かったと思います。

そして、この日は『彼(大谷投手)にハグしたよ』とトラウト選手が大谷投手との『再会』を喜んだとのことです。

大谷投手と『エンゼルスチームメイト』に戻ったトラウト選手は、お互いの真剣勝負を思い返しました。

大谷投手とトラウト選手とが本気でぶつかった『夢の対決』の駆け引きに、お互い悔いはなかったのです。

このように、勝利を誓い合った盟友であるトラウト選手と大谷選手ともWBCという大舞台で戦ったことで、プレーオフへ進出し、ワールドシリーズに出て、より勝つことへの熱望が高まったと思います。

エンゼルスは勝ってプレーオフへ進出することは可能か?

勝利を誓い合った盟友であるトラウト選手と大谷選手とが中心となって、エンゼルスはアメリカン・リーグ西地区で優勝し、プレーオフへ進出することは出来るでしょうか?或いは、ワイルドカードとして、プレーオフへ進出することは出来るでしょうか?

トラウト選手談「大谷選手の残留」にはエンゼルスをワールドシリーズに導くことが最も大切

勝利を誓い合った盟友であるトラウト選手ですが、今シーズンオフにFAとなる大谷選手の去就(きょしゅう)を気にしていて、

『今後も大谷選手と同じエンゼルスチームで
一緒にワールドシリーズを目指して戦いたい』
というメッセージを残しています。

トラウト選手は、
『大谷選手を残留させるべく、エンゼルスを勝てるチームにする!』

そして

『チームをプレーオフ進出させ、ワールドシリーズに導くことが大谷選手をエンゼルスへ残留させ、1日でも長く一緒にプレーするために最も大切なことである』と語っています。

大谷選手とトラウト選手がいるエンゼルスが勝てないのはなぜか?

2023年4月8日、米メディア「The Athletic」(※13)の記者であるコリーン氏は

『大谷選手とトラウト選手という2大スターがいるのにもかかわらず、
なぜエンゼルスは勝てないのか?あり得ないのではないか』

という内容のツイートをしました。

(※13)「The Athletic」は、北米の47都市と英国の国内および地域の報道を提供するサブスクリプションベースのスポーツWebサイトです。The Athletic は、トップのプロおよび大学スポーツの全国的なストーリーもカバーしています。

アメリカン・リーグ西地区については、テキサス・レンジャーズと、ヒューストン・アストロズ
という強豪チームがいることもありますが、

エンゼルスは2014年からポストシーズンへの進出を逃しています。

これに関して、カナダのラジオ局SN590は
『大谷とトラウトは仕事をした。
そして、エンゼルスは他の誰も仕事をしなかった』

と報じるなど、トラウト選手も、大谷選手も好調ではありつつも、エンゼルスが負ける試合が多く見受けられました。

『なおエ(なお、エンゼルスは敗れました。の略語)』の状態が続くことが多いことを嘆いています。

大谷選手とトラウト選手がいるエンゼルスが勝てない状況についてのネット上の反応は?

大谷選手とトラウト選手がいるエンゼルスが勝てない状況について、ネット上の反応は、

『野球で勝つために最も重要な要素は投手力。
エンゼルスで言えばトラウトと大谷がいるチームよりも

大谷と大谷クラスの好投手が、もうひとりいるチームの方が強いと思います』

などエンゼルスの投手力が課題であるという声も上がっています。

『エンゼルスは去年2022年もスタートは
調子良かったが5月過ぎの強豪チームと
対戦し始めてから泥沼の大連敗をしている。

まだまだこの先もわからない。
これから接戦をものにしないと
生き残れないだろう』

というエンゼルスのチーム力に対して
厳しい声が多くネット上で挙がっています。

確かに大谷選手とトラウト選手以外の戦力が
他チームと比べると劣っている状況は否めません。

そのため、2022年のオフには
先発投手の「タイラー・アンダーソン投手」、
パワーヒッターの「ハンター・レンフロー外野手」、

ユーティリティーな(幅広く活躍できる)才能が魅力の
「ブランドン・ドゥルーリー選手」と
「ジオ・ウルシェラ選手」、

抑え候補の「カルロス・エステベス投手」を補強するなど、
積極的に戦力を強化しました。

現在、エンゼルスが勝てるチームになるべく、
編成サイドも頭を悩ませている状況です。

今すぐにということは難しくとも
ケガで離脱してしまった「ローガン・オホッピー捕手」のような
若手選手も出てきており、

チームが勝つための戦力は着実に上がってきています。

2014年以来のポストシーズン進出に向けて、
トラウト選手と大谷選手の力を最大限に使い、
頑張って欲しいものです。

勝利を誓い合った盟友であるトラウト選手や大谷選手へのネット上の声は?

ネット上からは、次のような声が寄せられています。

『大谷翔平も素晴らしいんだけど、
マイク・トラウトは素晴らしく偉大だと思う』

『この最高のメジャーリーガーマイク・トラウトと
同じチームメイトとしてプレイしていることも、
メジャーリーガー大谷翔平の存在を
大きくしたような気がする。
ぜひ、2人の夢を実現して欲しいね!』

「通算OPS(On Plus Slugging:打撃指標数)が「1.000」超えの現役最強打者、
マイク・トラウトに『互いにハッパをかけあっていて、
互いにベストを引き出す努力をする』とまで言わせる大谷翔平は
素晴らしい!」

「マイク・トラウトの口からこんな発言が生まてくる選手は
過去にはいなかったんじゃないかな?」

「エンゼルスには凄い実績を持つ打者が何人もいたけど
マイク・トラウトは毎シーズン結果を残し続けてきたし、
チーム内では別格の選手ですね!」

「チーム内で誰かと比較されたりすること自体が、
マイク・トラウトが出始めた頃のトラトラコンビの
マーク・トランボ(※14)以来じゃない?」

(※14)マーク・トランボ選手
本名 マーク・ダニエル・トランボ(Mark Daniel Trumbo)
生年月日 1986年1月16日
身長/体重 約193cm/約106.6kg
投打 右投げ右打ち
ポジション 指名打者、外野手、一塁手
初出場 2010年9月11日
最終出場 2019年9月29日

『でも、誰もが、5ツールプレーヤー(※15)のマイク・トラウトの方が
マーク・トランボより上だと感じていたと思う。
エンゼルスは、たしか2009年は3年連続で地区優勝して、
ポストシーズンには進出しましたね』

(※15)5ツールプレイヤー(Five-tool player)は、野球選手を表す言葉の一つ。走攻守の全てに優れたプレイヤーを指し、具体的には「ミート力」「長打力」「走力」「守備力」「送球力」の5つの能力が、一定水準以上に高いプレイヤーを指します。

『まあ、アメリカン・リーグMVPを受賞したマイク・トラウトと大谷翔平の2人だけど、トラウトが日本人にこんなことを言うというのが、
冷静に考えると不思議な気分にさせられるけど』

『ぶっちゃけ今の総合的な実力で
大谷翔平以上の選手というのは、
ちょっと考えられないですしね!』

『マイク・トラウトもエンゼルスでワールドシリーズで勝つこと、
勝ちへの渇望がずっとあったのでしょうね!』

大谷翔平も『エンゼルスで今年、まずワールドシリーズに出て、
そこで勝ちたいと改めて思いましたし、
今はそこしか考えていない』と言っていた。

『ふたりともWBCという大舞台で戦ったことで、ワールドシリーズに出て、より勝つことへの熱望が高まったと思います。本当にこの二人の願いが叶って欲しい!』
とネット上では大きな声が挙がっています。

ロサンゼルス・エンゼルスの2023年5月16日現在の順位は?

図1 ↓↓↓ 親指と人差し指でつまんで開くように動かすピンチアウトをすると順位表が拡大されます。

アメリカン・リーグ西地区の順位表『最終更新日時:2023年5月16日1:55AM ET』

図1の順位表『最終更新日時:2023年5月16日1:55AM ET』に示すように、

ロサンゼルス・エンゼルスは、「22勝20敗」で、アメリカン・リーグ西地区で3位です。

得失点差は、「得点:218点」「失点:205点」「得失点差:+13点」です。

『2023年5月16日1:55AM ET』現在、
アメリカンリーグ西地区1位のテキサス・レンジャーズは
「25勝16敗」で「得失点差:+85点」であり、
2位のヒューストン・アストロズは
「22勝19敗」で「得失点差:+26点」であり、

3位のロサンゼルス・エンゼルスの「22勝20敗」で「得失点差:+13点」とは上位2チームとは夫々「72点」と「13点」と隔たりがありますので、この差を埋めるのが西地区で優勝するためには急務といえます。

尚、順位表の例えば「GB (Games Behind)」等の各項目の意味は後述されます。

大谷翔平選手はエンゼルスに残留するのか否かの予測

先ず私自身の個人的な予想では、大谷選手は、エンゼルスに残留するのではないかと考えます。

第1の理由としては、勝利を誓い合った盟友であり、現役メジャーリーガーで最強のスーパースターであるトラウト選手とハッパをかけあい切磋琢磨して、プレーオフ進出、ワールドシリーズ進出を目指してMLBで挑戦出来るという機会というのは、何物にも代えがたい時間であるからです。
第2の理由としては、6人の選手を獲得し積極的に戦力を強化したことが挙げられます。
エンゼルスが勝てるチームになるべく、現在、編成サイドも頭を悩ませつつも、チームが勝つための戦力は着実に上がってきていると言えるからです。
第3の理由としては、西海岸の暖かい気候や、西海岸のファンの応援が、大谷選手にとって心地良いことも挙げることがことが出来ます。
第4の理由としては、エンゼルス球団は、巨額契約しても、怪我の少ない、唯一無二の看板選手で、人気抜群の大谷選手を放出することなどできない理由として挙げることができます。
具体的には、大谷選手と勝利を誓い合った盟友であるトラウト選手がどんなに仲が良いかについては、上述した7つの大谷愛①~大谷愛⑦の通りです。
加えて、エンゼルス球団は、予想ではありますが、年棒60億円で5年契約の総額300億円を大谷選手に提示してくる可能性もあります。これにより、大谷選手が残留した場合のエンゼルスのブランド価値の向上に寄与し、ファンの入場料収入の増大なども実現することが出来ます。
加えて、上述したように、先発投手の「タイラー・アンダーソン投手」、パワーヒッターの「ハンター・レンフロー外野手」、ユーティリティーな(幅広く活躍できる)才能が魅力の「ブランドン・ドゥルーリー選手」や「ジオ・ウルシェラ選手」、抑え候補の「カルロス・エステベス投手」、若手選手の「ローガン・オホッピー捕手」を獲得し積極的に戦力を強化しました。これにより、今後、エンゼルスが勝つための戦力は着実に上がってきていると言えます。
仮に、大谷選手が他球団へ移籍した場合、トラウト選手と大谷選手という2人のスーパースターの存在によるチーム全体への勝つことへの求心力は無くなります。そして、大谷選手のファンの心はエンゼルスを離れ、エンゼルスのブランド力も低下し、ファンの入場料収入の減少による球団経営の悪化も考えられます。
以上の結果、大谷選手は、勝利を誓い合った盟友であるトラウト選手の存在と、球団が大谷選手を放出する可能性は低いという事情により、エンゼルスに残留するのではないかと考えます。

順位表の各項目の意味について

尚、上述した順位表の各項目の意味は次の通りです。
GB (Games Behind) 順位表のリーダーチームとの勝ち星の差。
WCGB (Wild Card Games Behind) ワイルドカードの争いにおけるリーダーチームとの勝ち星の差。
L10(Record in the Last 10 Games) 過去10試合の成績。チームの現在の勢いや最近のパフォーマンスを示すために使われます。
STRK(Current Streak) ストリーク。連勝または連敗の現在の状況を示します(例:W3は3連勝、L2は2連敗)。
RS(Runs Scored) チームが獲得した得点の合計数です。
RA(Runs Allowed) チームが相手に許した得点の合計数です。
DIFF Run Differential (runs scored – runs allowed) 得点と失点の差(RS – RA)を示します。チームの総合的なパフォーマンスを評価するために使われます。
X-W/L Expected Win-loss Record Based on Runs Scored and Runs Allowed チームの得失点から算出される勝敗予想記録です。これは、チームがどれだけ運に左右されずに勝敗を積み重ねているかを示します。例えば、実際の勝敗数とX-W/Lが大きく異なる場合、そのチームが運に恵まれているか、逆に運に見放されていると考えられます。
HOME ホームゲームの成績。チームが自分たちの球場で行った試合の勝敗記録です。
AWAY アウェイゲームの成績。チームが相手チームの球場で行った試合の勝敗記録です。
>.500 勝率が50%(.500)より高いチームに対する戦績を指しています。これは、特定のチームが、成績が良好で競争力のある相手チームに対してどのようなパフォーマンスを発揮しているかを示す指標です。例えば、あるチームが勝率が.500を超えるチームに対して10勝5敗の戦績を持っている場合、そのチームは強力な相手に対しても良い成績を収めていると言えます。このような情報は、チームの強さやプレーオフでの対戦相手との戦い方を評価する際に重要となることがあります。
以下、マイク・トラウト選手と、大谷翔平選手とについて、ファンとして、より詳しく知りたい方は、読み進めて頂けると嬉しいです。

アメリカが誇るスーパースターであるマイク・トラウト選手

MLBにおいて『現役最強の打者』と言われ、これまでシーズンMVPを3回受賞(2014年、2016年、2019年)すると共に、WBCでは、アメリカ代表の主将を務めたスーパースターであるマイク・トラウト選手はご存知ですよね!

ロサンゼルス・エンゼルスでは、大谷選手と共にチームの主軸を担う存在として、
『トラウタニ』という二人に対する愛称でファンから親しまれています。

メジャーリーグに詳しくない人でも、トラウト選手は、WBCで侍ジャパン(日本)と対戦した決勝では、大谷選手が最後に劇的に打ち取った打者というと、分かるのではないでしょうか。

詳細には、WBCでは、1次ラウンド勝ち抜けのかかったプールCの最終戦でアメリカチームの全打点を挙げるなど、大事な場面でアメリカチームを牽引(けんいん)し、決勝進出を果たしました。

侍ジャパン(日本)と対戦した決勝では、マイク・トラウト選手は、上述したように、エンゼルスのチームメイトである二刀流スター大谷翔平投手の前に三振に倒れ、『大谷劇場』に華を添える格好となりました。

特に、トラウト選手は野球の能力だけでなく、人格的にも優れている選手としても有名です。

WBCでの大谷投手との運命の決戦で敗北したときも、世界一を逃した悔しさを表していましたが、

『彼(大谷)と僕(トラウト)との対決は、全ての野球ファンが見たかった夢のマッチアップだと思う』

『彼(大谷)はあの打席で1度もスプリット(※1)を投げてこなかった。
僕(トラウト)の頭の片隅にはあったんだけどね。
ボールカウントが「3ボール2ストライク(フルカウント)」から彼(大谷)はエグい(変化の急な)スライダーを投げてきたよ。
僕(トラウト)の求めた結果にはならなかったけど、楽しいバトル(一騎打ちの勝負)だった。僕たちは共に勝負していたんだ』

スプリット(※1):正式には、スプリット・フィンガー・ファストボール(Split Finger Fastball)で、頭文字を取ってSFFとも呼ばれる。 日本では球速が速く、小さく落ちるフォークをスプリットと分けて認知されているが、メジャーではフォークという表現がないため挟んで落としたボールは全てスプリットと表現される。

『第1ラウンドは彼(大谷)が勝った。でも僕ら(トラウト)は戻ってくる』

と笑顔でコメントしました。

大谷選手との全力勝負を明るく振り返り、謙虚に敗北したことは認めつつ、
日本のことをリスペクトしたコメントを残したことに、アメリカだけでなく、日本中のファンも感動しました。

トラウト選手と大谷選手のプロフィール

マイク・トラウト(Mike TROUT)選手

本名 マイケル・ネルソン・トラウト(Michael Nelson Trout)
背番号 27
所属 ロサンゼルス・エンゼルス所属
ポジション 外野手(中堅手:センター)
生年月日 1991年8月7日(31歳)
身長/体重 188cm/107kg
配偶者 ジェシカ・コックス (2017年から)
ティール・トラウト
義弟 タイラー・トラウト
投打 右投げ右打ち
出身 アメリカ合衆国ニュージャージー州バインランド出身
プロ入り 2009年ドラフト1巡目
MLBの初デビュー出場日 2011年7月8日
年俸 約3712万ドル(約50億1075万円)(2023年)
主なタイトル、表彰 新人王(2012年)
盗塁王:1回(2012年)
打点王:1回(2014年)
シーズン(リーグ)MVP: 3回(2014年、2016年、2019年)
史上最年少で200本塁打と200盗塁を達成(2019年)
オールスターゲーム選出:10回
ハンク・アーロン賞:2回(2014年、2019年)
シルバースラッガー賞:9回(2012年~2016年、2018年~2020年、2022年)
通算300二塁打、300本塁打、200盗塁を31歳までに達成(MLB史上4人目)(2023年4月16日)
セイバーメトリクス(※2)のWAR(※3):5シーズンでリーグ1位を獲得(FanGraphsとBaseball-Reference出典)
(※2):セイバーメトリクス(Society American Baseball Research+metrics)とは、アメリカ野球 学会と統計学を組み合わせた造語であり、野球を数字でデータ分析し、統計学的根拠を加 えて選手の評価・戦略などを考えるといった野球における新しい手法の一つです。
(※3):WAR(Wins Above Replacement)とは、打撃、走塁、守備、投球を総合的に評価して、選手の貢献度を表す指標です。
2022年成績
打率 0.283
本塁打 40
打点 80
盗塁 1

トラウト選手はレジェンド(伝説的人物)たちと肩を並べる最高の強打者

比類ないパワーで長打を量産する打力と、チームメイトの大谷翔平選手をも上回る走力で、上記の多数のタイトルを獲得し、表彰されています。

2009年のプロ入り以来、エンゼルス一筋のトラウト選手は、2019年に米スポーツ史上最高額となる12年総額で約4億2650万ドル(約575億7750万円)でエンゼルスと選手契約を延長しました。

この選手契約は「全球団とトレード拒否権」と「オプトアウト(選手自ら契約を途中で見直したり、破棄してフリーエージェントになることができる権利)無し」で、39歳を迎える2030年までの選手契約となっており、事実上の「生涯契約」となりました。

短縮シーズンとなった2020年の成績は、打率.281、17本塁打(リーグ4位)、46打点(リーグ3位)と、トラウト的水準からするとやや低迷した感はあったものの、『MLB.com』は続く2021シーズン開幕を前に、「トラウトは未だにこのゲームで最高の選手であり、全盛期真っ只中の(未来の)一発殿堂にして、ハンク・アーロン、ウィリー・メイズ、そしてミッキー・マントルといった偉大なる選手たちと同じ次元で語られる存在」と評価しました。

トラウト選手は、未来のG.O.A.T(Greatest Of All Time = 史上最高)候補であるのは疑いようのない事実ですが、近年はケガに悩まされることが多く、2021年は36試合の出場に留まると、2022年も故障によりオールスターゲーム出場を辞退するなど119試合の出場に留まりました。

しかし、トラウト選手は、2022年後半は9月に7試合連続本塁打を放つなど、復活をアピールし、最終的には規定打席未到達ながらチーム最多の40本塁打をマークしました。

また、シーズン中の2022年7月には、早々とキャプテンとしてWBC(World Baseball Classic:ワールドベースボールクラシック:2023年3月7日~2023年3月21日)に参加する意思を表明しました。

大谷 翔平(おおたに しょうへい)選手

名前 大谷 翔平(おおたに しょうへい:Shohei OHTANI)
背番号 17
所属 ロサンゼルス・エンゼルス所属
ポジション 投手、指名打者(DH:Designated Hitter)
生年月日 1994年7月5日(28歳)
身長/体重 193cm/95kg
投打 右投げ左打ち
家族構成 父:大谷徹(おおたにとおる)、母:大谷加代子(おおたにかよこ)
長男:大谷龍太(おおたにりゅうた)、長女:大谷結香(おおたにゆか)
出身 岩手県奥州市出身
プロ入り 2012年にNPB北海道日本ハムファイターズからドラフト1位で指名
日本プロ野球の初デビュー出場日 2013年3月29日
MLBの初デビュー出場日 2018年3月29日
年俸 約3000万ドル(約39億2700万円)
主なタイトル、表彰 日本プロ野球史上初、且つ、ベーブルース(13勝・11本塁打)以来96年ぶりの「2桁勝利・2桁本塁打(11勝・10本塁打)」を達成(2014年)
リーグMVP:日本プロ野球(2016年)
日本プロ野球史上初となる投手と指名打者の両部門でベストナインのダブル受賞(2016年)
投手としての球速165 km/hは日本人最速記録
新人王(2018年):MLB
シーズンMVP(2021年):MLB
シルバースラッガー賞:1回(2021年):MLB
2022年成績:指名打者(DH:Designated Hitter)
打率 0.273
本塁打 34
打点 95
盗塁 11
2022年成績:投手
投球回 166
勝敗 15勝9敗
奪三振 219
防御率 2.33

大谷選手は近代プロ野球では非常に稀な投手と打者を兼任して活躍する唯一無二の「二刀流」スターの選手

◆花巻東高校の時代から「二刀流(two-way player)」として注目を集め、2012年のNPB(Nippon Professional Baseball Organization:日本プロ野球組織)ドラフト1位で北海道日本ハムファイターズから指名され入団し、2013年入団以降「二刀流」の選手として試合に出場しました。

◆上述した日本プロ野球史上初、且つ、ベーブルース以来、96年ぶりとなる「2桁勝利・2桁本塁打(11勝・10本塁打)」(2014年)を達成しました。

◆上述した日本プロ野球でのリーグMVP(2016年)や、日本プロ野球史上初となる投手と指名打者の両部門でベストナインのダブル受賞(2016年)を実現しました。

◆2017年のオフに、ポスティングシステム(※4)でメジャーリーグベースボール(MLB)のロサンゼルス・エンゼルスに移籍しました。

◆2018年のMLBデビューから規格外のプレーを見せ、100マイル越えの速球と、圧倒的飛距離の打撃による超人的活躍で、打者として打率0.285、22本塁打、61打点、10盗塁という成績を残すかたわら、投手としては10試合に登板し、4勝2敗、防御率3.31とし、MLB史上初となる同一シーズンでの「10登板、20本塁打、10盗塁」を達成しました。

◆そして、アメリカン・リーグ新人王(2018年)に輝きました。このリーグ新人王は、日本人史上4人目の受賞です。

◆2018年10月にトミー・ジョン手術(※7)を受けたため、2019年は投手としてリハビリ調整をしながら、打者として専念しました。
◆シーズン18本塁打で、2年連続2桁本塁打をマークするも、2019年9月に左膝(ひざ)を手術し、シーズンを半ばで終了しました。
◆短縮シーズンとなった2020年は、開幕から二刀流でプレーするも、投手としては2試合に先発登板し、計1回2/3を投げて7失点とした後、右回内屈筋群の損傷(※8)と診断され打者に専念しました。
◆打者としての成績も低迷したまま2020年のシーズンを終えました。しかし、

◆気力ともに充実して臨んだ2021年シーズンでは、初めて二刀流としてフルシーズン本格稼働し、個人によるMLB史上最高のシーズンと評される圧巻のパフォーマンスで全米の野球ファンを虜にし、2001年のイチロー選手以来となる日本人史上2人目(アジア人史上でも2人目)のアメリカン・リーグのシーズンMVPとシルバースラッガー賞を受賞しました。

◆2021年当時チームを率いた名将ジョー・マドン監督が大谷の起用法について、「これまでのルールに縛られない」と述べた通り、二刀流でフル稼働させました。シーズン序盤から投打でハイパフォーマンスを持続させると、初選出となったオールスターゲームでは、MLB自体が大谷のため、ルールを変更したことで、投打二刀流での球宴先発出場という史上初の快挙を成し遂げました。

◆2021年9月、タイム誌による「世界で最も影響力のある100人」 に、「アイコン(象徴)」のカテゴリーでヘンリー王子&メーガン妃、女優のブリトニー・スピアーズらと共に選出されました。2021年12月、スポーティングニュース発表の「スポーツ史上最高のシーズンTOP50」では、大谷翔平選手の2021年シーズンでの活躍を1位に選定しました。

◆詳細には、2021年は投手として23試合に先発登板し、130回1/3を投げ、9勝2敗、防御率3.18、156奪三振と堂々たる成績を残しつつ、打者としては155試合に出場し、打率0.257/出塁率0.372/長打率0.592、46本塁打(MLB3位)、8三塁打(MLB1位タイ)、100打点(アメリカン・リーグ13位)、103得点(アメリカン・リーグ8位)をマークしました。この他、26盗塁も記録し、史上初となる1シーズン45本塁打以上、25盗塁以上、100打点以上、8三塁打を達成する歴史的なシーズンを送りました。

◆2021年12月、AP通信(※6)の年間最優秀男性アスリート賞を受賞しました。

◆2022年8月9日、メジャーリーグではベーブ・ルース以来約104年ぶりとなる、二桁勝利・二桁本塁打を達成しました。

◆詳細には、自らハードルを上げて臨んだ2022年は、投手としてさらなる飛躍を見せ、28試合に先発登板し、166回を投げ、15勝(アメリカン・リーグ4位タイ)9敗、防御率2.33(アメリカン・リーグ4位)、219奪三振(アメリカン・リーグ3位)、奪三振率11.87(アメリカン・リーグ1位)、WHIP(※9)1.01(アメリカン・リーグ5位)と圧巻の成績を残し、サイ・ヤング賞(※12)の投票で4位に入りました。

◆また、打者としてはともにキャリアハイとなる160安打、30二塁打を記録し、さらにスラッシュライン(※11)(打率/出塁率/長打率)=0.273/0.356/0.519、そして、0.875のOPS(※10)(アメリカン・リーグ5位)、34本塁打(アメリカン・リーグ4位)、95打点(アメリカン・リーグ7位)をマークしてシーズン後のMVP投票で、アメリカン・リーグ本塁打記録を塗り替えたニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ選手に次ぐ2位に入りました。

◆2022年10月5日、近代メジャーリーグベースボール(MLB)史上初となる投手打者の両方で規定回に達した選手となりました。その野球選手としての物凄さは、もやは説明不要のレベルに達しつつあります。

◆2023年のWBC(World Baseball Classic:ワールドベースボールクラシック:2023年3月8日~3月21日)では、上述したように、日本代表のエース兼打者として活躍し、WBC史上初の2部門(投手部門・指名打者部門)でのオールWBCチームの12ポジションのうちの2つを獲得した一人として選ばれた上に、WBC大会MVPも受賞しています。

(※4) ポスティングシステムは、海外FA権をもたない選手が海外移籍に向けた交渉をするための制度です。 ポスティングシステムによる移籍について選手と日本球団の間で合意したのち、球団からメジャーリーグ・コミッショナー(※5)に当該選手が契約可能である旨が通知されます。
(※5) メジャーリーグ・コミッショナー(Commissioner of Baseball)は、メジャーリーグベースボールとその傘下のマイナーリーグの最高経営責任者(CEO)です。 全30球団のオーナーによるオーナー会議において3/4以上の得票で選出され、任期は3年で再任が可能となっています。
(※6) AP通信(Associated Press:AP)とは、ニューヨークに本部を置くアメリカの非営利通信社です。1846年に設立され、法人格を持たない協同組合として運営されています。
(※7) トミー・ジョン手術(Tommy John Surgery:側副靱帯再建術:そくふくじんたい さいけんじゅつ)とは、肘(ひじ)の腱(けん)や靱帯(じんたい)の損傷・断裂に対する手術です。
(※8) 右回内屈筋群の損傷とは、靭帯を補強してくれる腕の筋肉(回内屈筋群)の損傷を意味します。
(※9) WHIP(Walks plus Hits per Innings Pitched)とは、セイバーメトリクスの投手の指標の一つで、1イニングあたりに何人の出塁を許したかを表します。
(※10) OPS(On Plus Slugging)は、打撃指標数を意味し、詳細には、「OPS=出塁率+長打率」で算出されます。出塁率=(安打数+四死球)÷(打数+四死球+犠飛)。長打率=塁打数/打数。塁打数とは、単打を1、二塁打を2、三塁打を3、本塁打を4として計算するなど、打撃成績の指標となる値のことを言います。
(※11) スラッシュラインとは、打率、出塁率、長打率をスラッシュで区切って並べた値のことです。
(※12) サイ・ヤング賞(Cy Young Award)とは、年間最優秀投手に贈られる賞で、全米野球記者協会に所属する記者の投票により、アメリカンリーグとナショナルリーグからそれぞれ1人ずつ選出されます。

「トラウトが大谷残留のために全力疾走で説得って本当?プレーオフ目指せる?」のまとめ

①WBC(World Baseball Classic:ワールドベースボールクラシック:2023年3月8日~3月21日)で優勝し大会MVPとなり世界的にも更に偉大になった大谷選手が今季終了後FAになった場合、大谷選手がエンゼルスに残留する決断をさせるようにした、トラウト選手の全力疾走のプレイとは?

ネット上では、上述した『「2023年4月6日のシアトル・マリナーズ戦」のトラウト選手の全力疾走(激走)の内野安打みたいな言葉では表現できないトラウト選手のプレーが、大谷選手に1番応える、エンゼルス残留のための説得に繋がる行動になるかも知れませんね!!』との大きな声が上がっていました!!

②トラウト選手と大谷選手が中心となってエンゼルスがプレーオフ進出すれば、大谷選手の残留の可能性が高くなるのでは?ではそのエンゼルスがプレーオフ進出できる可能性は高いのか低いのか?

アメリカン・リーグ西地区で3位のロサンゼルス・エンゼルスの「22勝20敗」で「得失点差:+13点」とは上位2チームとは夫々「72点」と「13点」と隔たりがありますので、この差を埋めるのが西地区で優勝するためには急務といえます。

以上より、WBCの決勝で、最後に勝負した大谷投手とアメリカ主将トラウト選手の二人が今度はエンゼルスの中心となって、切磋琢磨して、エンゼルスのチームメイト全員の闘志を溢れさせ(あふれさせ)、勝利を掴み、プレーオフに出場するという最高のストーリーを実現できるように、大谷選手とトラウト選手のいるエンゼルスのファンのみんなで全力で応援していきましょう!!

最後までお読みいただき、ありがとうございました^^♪

 

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