皆さん
2023年4月現在の日本一高い超高層ビルは、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、2014年3月にグランドオープンした大阪市の高さ300mの「あべのハルカス」です。
しかしながら2023年秋に竣工予定の「麻布台ヒルズ」が高さ約330mとなって日本一になる予定です。
更に、2023年秋以降、2028年竣工予定の日本一高い超高層ビルは「トーチタワー」です。「トーチタワー」の場所や現在の工事状況(解体工事や新築工事)はどうなっているかも知りたいですよね!
2028年竣工予定の日本一高い超高層ビル「トーチタワー」の場所や現在の工事状況(解体工事や新築工事)を知りたい方は、本記事を読み進めて頂けると幸いです。
- 2028年竣工予定の日本一高い超高層ビルの名前は?
- 2028年竣工予定の日本一高い超高層ビル「Torch Tower(トーチタワー)」の場所は?
- 2028年竣工予定の日本一高い超高層ビル「Torch Tower(トーチタワー)」の建設を含む、「東京駅前常盤橋プロジェクト」の現在の工事状況は?
- 「Torch Tower(トーチタワー)」の建設を含む「東京駅前常盤橋プロジェクト」の第1期(2019年3月期~2022年3月期)
- 「Torch Tower(トーチタワー)」の建設を含む「東京駅前常盤橋プロジェクト」の第2期(2022年3月期~2023年10月期)
- 「Torch Tower(トーチタワー)」の建設を含む「東京駅前常盤橋プロジェクト」の第3期(2023年10月期~2028年3月期)
- 「Torch Tower(トーチタワー)」の建設を含む「東京駅前常盤橋プロジェクト」の第4期(2028年3月期)
- 2028年竣工予定の日本一高くなる超高層ビル「Torch Tower(トーチタワー)」の建設を含む、「東京駅前常盤橋プロジェクト」の現在の工事状況は?
- 「Torch Tower(トーチタワー)」の建設を含む、三菱地所が進める「東京駅前常盤橋プロジェクト」の再開発計画の概要
- 2028年竣工予定の日本一高い超高層ビル「Torch Tower(トーチタワー)」及び「常盤橋タワー」の構成情報について
- 2028年竣工予定の日本一高いビルは?現在の工事状況は?のまとめ
2028年竣工予定の日本一高い超高層ビルの名前は?
図1 ↓↓↓ 出典:Mitsubishi Jisho Sekkei Inc.
図2 ↓↓↓ 出典:Mitsubishi Jisho Sekkei Inc.
2028年竣工予定の日本一高くなる超高層ビルの名前は、上述の図1及び図2の外観斜視図の中心に示す高層部付近の屋内が黄色くなった「Torch Tower(トーチタワー)」です。この「Torch(トーチ)」の名前は、ビルの頭頂部分に松明(たいまつ)を模したデザインを採用していることに由来しています。 東京を、そして日本を照らす松明という意味を込めたそうです。
この「Torch Tower(トーチタワー)」は、図1の外観斜視図の右側の赤レンガの建物である東京駅の西側近郊に建設されます。
この「Torch Tower(トーチタワー)」は、三菱地所が進める「東京駅前常盤橋プロジェクト」に従って、新たな街「トウキョウトーチ(TOKYO TORCH)」内に誕生することになります。
即ち、この新たな街「トウキョウトーチ(TOKYO TORCH)」のメインタワーとして、高さ390mを誇る超高層ビル「トーチタワー(Torch Tower)」が2028年度に竣工することになるのです。
図1及び図2には、新たな街「トウキョウトーチ(TOKYO TORCH)」のメインタワー「Torch Tower(トーチタワー)」に加えて、サブとなるタワー「常盤橋タワー」が映し出されています。
図3 ↓↓↓ 出典:東日本旅客鉄道グループのホテルチェーン(JR東日本ホテルズ)
尚、図1、図2及び上述の図3には、新たな街「トウキョウトーチ(TOKYO TORCH)」には含まれませんが、メインタワー「Torch Tower(トーチタワー)」の東京駅側に、「Torch Tower(トーチタワー)」と並んで、この「Torch Tower(トーチタワー)」の約半分位の高さのタワーである「ホテルメトロポリタン丸の内」が写し出されています。
上述の図3では、「ホテルメトロポリタン丸の内」単独で写し出されています。
そして、後から詳細に説明されますが、「Torch Tower(トーチタワー)」を建てるために、2022年3月期から2023年10月の期間に解体予定の「朝日生命大手町ビル」が、「ホテルメトロポリタン丸の内」の図3中の背後に映し出されています。
2028年竣工予定の日本一高い超高層ビル「Torch Tower(トーチタワー)」の場所は?
図4 ↓↓↓ 出典:Mitsubishi Estate
図5 ↓↓↓ 出典:Mitsubishi Jisho Design Inc.
図6 ↓↓↓ 出典:Mitsubishi Estate
2028年竣工予定の日本一高くなる超高層ビル「Torch Tower(トーチタワー)」が建設予定の三菱地所が進める「東京駅前常盤橋プロジェクト」に従って誕生する、新たな街「トウキョウトーチ(TOKYO TORCH)」の本計画地は、図4に赤色で示されています。
図4で赤色で示された新たな街「トウキョウトーチ(TOKYO TORCH)」の本計画地は、図4で示されるように、「JR東京駅」の北側の「常盤橋地区」に位置し、「東西線大手町駅」の北東側に接し、「半蔵門線三越駅」の西側に接します。
言い換えると、図4で赤色で示された新たな街「トウキョウトーチ(TOKYO TORCH)」の本計画地は、図6の左側の配置図(再開発前)で示されるように、「朝日生命大手町ビル」、「日本ビル(日本ビルディング)」、「旧JXビル」、「大和呉服橋ビル」などの解体後の跡地を再開発して建設されることになります。
特に、図4及び図6の左側の配置図(再開発前)で示されるように、図4で赤色で示された新たな街「トウキョウトーチ(TOKYO TORCH)」の本計画地の道路を挟んだ北側にあるJFE商事ビルが解体された跡地は、図6の右側の配置図(再開発後)で示されるように、常盤橋公園になります。
図5は、図6の右側の配置図(再開発後)を北側から眺めた場合における、メインタワー「Torch Tower(トーチタワー)(B棟)」と、サブとなるタワー「常盤橋タワー(A棟)」とを映し出した予想図を示します。
2028年竣工予定の日本一高い超高層ビル「Torch Tower(トーチタワー)」の建設を含む、「東京駅前常盤橋プロジェクト」の現在の工事状況は?
次に、2028年竣工予定の日本一高くなる超高層ビル「Torch Tower(トーチタワー)」の建設を含む、三菱地所が進める「東京駅前常盤橋プロジェクト」の現在の工事状況を知るために、図6及び図7を使って、この「東京駅前常盤橋プロジェクト」の再開発の全体計画を4つの期間に分けて、順番に説明します。
図7 ↓↓↓ 出典:Mitsubishi Estate
「Torch Tower(トーチタワー)」の建設を含む「東京駅前常盤橋プロジェクト」の第1期(2019年3月期~2022年3月期)
★・「図7の4つの図の左から1番目の図の■水色部分■」及び「図6の「右側の」配置図(再開発後)」に示されるように、常盤橋タワー(A棟)の新築工事が施工されています。
特に、図6の「左側の」配置図(再開発前)に示されるように、常盤橋タワー(A棟)の新築工事の始まる前に存在していた「大和呉服橋ビル」と「旧JXビル」は既に解体済みです。
★・「図7の4つの図の左から1番目の図の■水色部分■」及び「図6の「右側の」配置図(再開発後)」に示されるように、銭瓶町(ぜにがめちょう)ビルディング(D棟)の新築工事が施工されています。
★・「図7の4つの図の左から1番目の図の■ピンク色部分■」及び「図6の「左側の」配置図(再開発前)」に示されるように、朝日生命大手町ビル(地上29階、地下4階建て)は、既存物件(解体前の物件)です。
★・「図7の4つの図の左から1番目の図の■ピンク色部分■」及び「図6の「左側の」配置図(再開発前)」に示されるように、日本ビル(日本ビルディング)は、既存物件(解体前の物件)です。
★・「図7の4つの図の左から1番目の図の■ピンク色部分■」及び「図6の「左側の」配置図(再開発前)」に示されるように、JFE商事ビルは、既存物件(解体前の物件)です。
★・「図7の4つの図の左から1番目の図」及び「図6の「右側の」配置図(再開発後)」に示されるように、変電所棟(C棟)のC棟第1期改修工事が施工されています。
「Torch Tower(トーチタワー)」の建設を含む「東京駅前常盤橋プロジェクト」の第2期(2022年3月期~2023年10月期)
★・「図7の4つの図の左から2番目の図の■青色部分■」及び「図6の「右側の」配置図(再開発後)」に示されるように、常盤橋タワー(A棟)は竣工物件です。
★・「図7の4つの図の左から2番目の図の■青色部分■」及び「図6の「右側の」配置図(再開発後)」に示されるように、銭瓶町(ぜにがめちょう)ビルディング(D棟)は竣工物件です。
★・「図7の4つの図の左から2番目の図の■橙色(だいだい色)■」及び「図6の「左側の」配置図(再開発前)」に示されるように、朝日生命大手町ビル(地上29階、地下4階建て)は、解体物件です。
★・「図7の4つの図の左から2番目の図の■橙色(だいだい色)■」及び「図6の「左側の」配置図(再開発前)」に示されるように、日本ビル(日本ビルディング)は、解体物件です。
★・「図7の4つの図の左から2番目の図の■ピンク色部分■」及び「図6の「左側の」配置図(再開発前)」に示されるように、JFE商事ビルは、既存物件(解体前の物件)です。
「Torch Tower(トーチタワー)」の建設を含む「東京駅前常盤橋プロジェクト」の第3期(2023年10月期~2028年3月期)
★・「図7の4つの図の左から3番目の図の■青色部分■」及び「図6の「右側の」配置図(再開発後)」に示されるように、常盤橋タワー(A棟)は竣工物件です。
★・「図7の4つの図の左から3番目の図の■青色部分■」及び「図6の「右側の」配置図(再開発後)」に示されるように、銭瓶町(ぜにがめちょう)ビルディング(D棟)は竣工物件です。
★・「図7の4つの図の左から3番目の図の■水色部分■」及び「図6の「右側の」配置図(再開発後)」に示されるように、解体された朝日生命大手町ビル(地上29階、地下4階建て)の解体跡地、及び、解体された日本ビル(日本ビルディング)の解体跡地に、「Torch Tower(トーチタワー)」(B棟)の新築工事が施工されます。
★・「図7の4つの図の左から3番目の図の■橙色(だいだい色)■」及び「図6の「左側の」配置図(再開発前)」に示されるように、JFE商事ビルは、解体物件です。
★・「図7の4つの図の左から3番目の図」及び「図6の「右側の」配置図(再開発後)」に示されるように、変電所棟(C棟)のC棟第2期改修工事が施工されています。
「Torch Tower(トーチタワー)」の建設を含む「東京駅前常盤橋プロジェクト」の第4期(2028年3月期)
★・「図7の4つの図の左から4番目の図の■青色部分■」及び「図6の「右側の」配置図(再開発後)」に示されるように、常盤橋タワー(A棟)は竣工物件です。
★・「図7の4つの図の左から4番目の図の■青色部分■」及び「図6の「右側の」配置図(再開発後)」に示されるように、銭瓶町(ぜにがめちょう)ビルディング(D棟)は竣工物件です。
★・「図7の4つの図の左から4番目の図の■青色部分■」及び「図6の「右側の」配置図(再開発後)」に示されるように、「Torch Tower(トーチタワー)」(B棟)は竣工物件の予定です。
★・「図7の4つの図の左から4番目の図」及び「図6の「右側の」配置図(再開発後)」に示されるように、変電所棟(C棟)は竣工物件の予定です。
2028年竣工予定の日本一高くなる超高層ビル「Torch Tower(トーチタワー)」の建設を含む、「東京駅前常盤橋プロジェクト」の現在の工事状況は?
以上より、2023年4月現在、「Torch Tower(トーチタワー)」の建設を含む、三菱地所が進める「東京駅前常盤橋プロジェクト」の現在の工事状況は、上述の第2期(2022年3月期~2023年10月期)に該当します。
「Torch Tower(トーチタワー)」の建設を含む、三菱地所が進める「東京駅前常盤橋プロジェクト」の再開発計画の概要
常盤橋タワー | Torch Tower | C棟 | 銭瓶町ビルディング | |
物件名 | TOKYO TORCH(東京駅前常盤橋プロジェクト) | |||
所在地 | 東京都千代田区、中央区 | |||
敷地面積 | 31,400m2 | |||
延床面積 | 146,000m2 | 544,000m2 | 20,000m2 | 30,000m2 |
容積率 | 1,860% | |||
規模(地上/地下) 高さ |
38階/5階 212m |
63階/4階 390m |
地下4階 | 9階/3階 53m |
着工年月 | 2018年1月 | 2023年10月 | 2018年1月 | 2017年4月 |
竣工年月 | 2021年6月 | 2028年3月期 | 2028年3月期 | 2022年3月 |
2028年竣工予定の日本一高い超高層ビル「Torch Tower(トーチタワー)」及び「常盤橋タワー」の構成情報について
図8 ↓↓↓ 出典:Mitsubishi Estate
図9 ↓↓↓ 出典:Mitsubishi Estate
図10 ↓↓↓ 出典:Mitsubishi Estate
図8、図9、及び図10に示されるように、
「Torch Tower(トーチタワー)」は、2028年3月期の竣工時に高さ「390m」であり、日本一になります。
「常盤橋タワー」は、2021年6月の竣工時に高さ「212m」であり、東京駅周辺の高層ビル群の中で、6位です。
「Torch Tower(トーチタワー)」(B棟)
展望施設 | 61~63階(屋上階「Roof Floor」) |
賃貸レジデンス | 59~60階 |
ホテル Dorchester Collection | 53~58階 |
オフィス | 中層階 |
約2000席の大型エンタメホール | 3~6階 |
商業・広場 | B1~6階 |
「常盤橋タワー」(A棟)
最上階 | 38階 |
オフィス | 中層階 |
商業・広場 | B1~3階 |
「Torch Tower(トーチタワー)」(B棟)の57階のホテルのロビー
図11 ↓↓↓ 出典:Mitsubishi Estate
図11に示さるように、「Torch Tower(トーチタワー)」(B棟)のホテル「Dorchester Collection」の「57階」のロビー階は、外気を取り入れるデザインとし、300mを超える高さでありながら、緑と風に包まれる安らぎの空間が広がるという独自の特徴を有しています。
「Torch Tower(トーチタワー)」と、もうひとつの高層ビル「常盤橋タワー」との間には「トウキョウトーチパーク(TOKYO TORCH Park)」が設置
図12 ↓↓↓ 出典:Mitsubishi Estate
図12に示されるように、「Torch Tower(トーチタワー)」と、もうひとつの高層ビル「常盤橋タワー」との間には、約7,000m2の大規模広場「トウキョウトーチパーク(TOKYO TORCH Park)」が誕生することになります。
「Torch Tower(トーチタワー)」(B棟)の1階から8階へと続く約2kmの空中散歩道
図13 ↓↓↓ 出典:Mitsubishi Estate
図13に示されるように、「Torch Tower(トーチタワー)」(B棟)の1階から8階へと続く約2kmの空中散歩道と、その終着点となる大規模ホール上の屋上庭園が整備され、緑溢れる空間が誕生することになります。
2028年竣工予定の日本一高いビルは?現在の工事状況は?のまとめ
高さ390mを誇る超高層ビル「Torch Tower(トーチタワー)」は、三菱地所が進める「東京駅前常盤橋プロジェクト」に従って、新たな街「トウキョウトーチ(TOKYO TORCH)」内に、2028年度に竣工し誕生することになります。
2023年4月19日現在、「Torch Tower(トーチタワー)」の建設を含む「東京駅前常盤橋プロジェクト」の第2期(2022年3月期~2023年10月期)に該当します。即ち、
★・「図7の4つの図の左から2番目の図の■橙色(だいだい色)■」及び「図6の「左側の」配置図(再開発前)」に示されるように、朝日生命大手町ビル(地上29階、地下4階建て)は、解体物件です。解体後、その跡地に、「Torch Tower(トーチタワー)」が建設されます。
★・概ね同様にして、「図7の4つの図の左から2番目の図の■橙色(だいだい色)■」及び「図6の「左側の」配置図(再開発前)」に示されるように、日本ビル(日本ビルディング)は、解体物件です。解体後、その跡地に、「Torch Tower(トーチタワー)」が建設されます。
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました^^♪
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