麻布台ヒルズって高さや施設は？日本一高いビルなのはいつまで？

皆さん、

2023年3月23日現在、日本で最も高い建築物は高さ634mの「東京スカイツリー」（東京都墨田区）ですが、日本一高い超高層ビルは、どこか知っていますか？

そうです、300mの「あべのハルカス」（大阪市阿倍野区）です。

そして、あの六本木ヒルズ(238m)を建てて有名な森ビルは、「あべのハルカス」300mより低い約266mの「虎ノ門ヒルズステーションタワー」を2023年7月に竣工予定です。

以下、森ビルが建てた又は建築予定の虎ノ門（六本木）ヒルズエリアの５棟の超高層ビルです。

そして、ついに、森ビルが、虎ノ門（六本木）ヒルズシリーズとして６棟目になる、「麻布台ヒルズ」を東京都港区麻布台、港区虎ノ門、港区六本木を跨った地域で、2023年内に竣工します。

果たして、その高さは？　日本一か？

「麻布台ヒルズ」の高さや施設に興味のある方は、読み進めて頂けますと幸いです。

麻布台ヒルズの高さは？

「麻布台ヒルズ」の高さは、ズバリ「約330m（地上64階、地下5階）」です。

そうです！

「麻布台ヒルズ」は、300mの「あべのハルカス」を30mも高い日本一の超高層ビルなのです。

★名称：「麻布台ヒルズ」（A街区）メインタワー
★地上：64階（地下5階）
★高さ：最高325.20m　※１

※１　建設地の「建築計画のお知らせ」標識表記の高さです。
（森ビルのニュースリリースでは高さ「約330m」です）

★竣工：2023年内（予定）

★場所：
・東京都港区麻布台一丁目の一部
・東京都港区虎ノ門五丁目
・東京都港区六本木三丁目

「麻布台ヒルズ」の日本一の称号は、約4年間の期間限定

★約330mの「麻布台ヒルズ」（A街区）メインタワーは、2023年内竣工予定から、高さ日本一になります。即ち、約330mの「麻布台ヒルズ」（A街区）メインタワーは、2014年3月グランドオープンした大阪市の300mの「あべのハルカス」を超え、高さ日本一になる超高層ビルです！

★しかしながら、2027年度に、東京駅日本橋口前に竣工予定の高さ約390mの「TOKYO TORCH Torch Tower」ができるまでの約4年間だけ期間限定の日本一となります。

「麻布台ヒルズ」を構成する４つの街区

麻布台ヒルズは、「A街区」、「B-1街区」、「B-2街区」、「C街区」の大きく分けて４つの街区から構成されます。

次の立面図をご参照願います。親指と人差し指でつまんで開くように動かすピンチアウトをすると詳細を見ることができます。【出典：森ビル】

加えて、次の配置図をご参照願います。親指と人差し指でつまんで開くように動かすピンチアウトをすると詳細を見ることができます。【出典：森ビル】

「麻布台ヒルズ」（A街区）メインタワーの構成

ホテルブランデッドレジデンス「アマン レジデンス東京」

ホテルブランデッドレジデンス（ホテルブランドを冠したレジデンス（区分所有建物））「アマン レジデンス東京」は、東京タワーの展望デッキ(特別展望台：250m)よりも高い位置で居住することになります。即ち、「麻布台ヒルズ」（A街区）メインタワーの54階から64階は住宅フロアです。詳細は後述されます。

「麻布台ヒルズ」（A街区）メインタワーの「オフィスフロア」

7階～52階に総貸室面積約204,000㎡の大規模オフィスフロアです。

インターナショナルスクール「ブリティッシュ・スクール・イン東京（The British School in Tokyo）」

「麻布台ヒルズ」（A街区）メインタワーの地下1階～7階には、都心最大規模の生徒数を誇るインターナショナルスクール「ブリティッシュ・スクール・イン東京（The British School in Tokyo）」（約14,000m²）が開校します。

創立30年の歴史を有し、英国式の教育カリキュラムを提供する同校は、50ヵ国以上の国籍の生徒約700名が在籍する、国際色豊かな学校です。

「麻布台ヒルズ」（A街区）メインタワーの「医療施設」：慶應義塾大学予防医療センター（仮称）

慶應義塾大学予防医療センター（仮称）（5階・6階）などで構成されます。

「麻布台ヒルズ」（A街区）メインタワーの「商業施設」

「麻布台ヒルズ」（A街区）メインタワーの地下1階～4階には、商業施設として、ファッション、インテリア、カルチャー、ウェルネス、レストランなど、多彩な店舗が揃います。

各店舗が提供するモノや食、サービス、体験や学び、交流により、五感を刺激する体験と特別な時間を提案すると共に、日々の働き方、暮らし方、さらには生き方までを、豊かでクリエイティブなものにすることを目指します。

「麻布台ヒルズ」の商業施設では、広く国内外から訪れる方はもちろん、港区を中心とした周辺エリアの方々にも日常的にご利用いただける店舗構成を予定しています。

森ビルと「アマンレジデンス 東京」とアマンの姉妹ブランドの「ジャヌ東京」

森ビル株式会社は、2023年の開業に向けて推進中の麻布台ヒルズにおいて、世界有数のスモールラグジュアリーリゾートとホテルを擁する「アマン」※２とのパートナーシップを結びました。

そして、「麻布台ヒルズ」（A街区）メインタワー」の最上階（54階から64階）に、ブランデッドレジデンス（ホテルブランドを冠したレジデンス（区分所有建物））「アマンレジデンス 東京」を開業します。

加えて、B-2街区には、アマンの姉妹ブランドとなる日本初進出のラグジュアリーホテル(最高級価格帯)の「ジャヌ東京」※６　を開業します。

ブランデッドレジデンス「アマンレジデンス 東京」

ブランデッドレジデンス（ホテルブランドを冠したレジデンス「区分所有建物」）「アマンレジデンス 東京」は、麻布台ヒルズに建設が予定されている超高層タワー3棟のうち、日本国内で竣工時には高さ約330mで最も高層（日本一）となる「麻布台ヒルズ」（A街区）メインタワー」の最上階の11フロア（54階から64階）を占める住宅です。

言い換えると、「麻布台ヒルズ」（A街区）メインタワー」の最上階（54階から64階）には、世界有数のラグジュアリーリゾートを手掛ける「アマン」とのパートナーシップにより、総戸数91戸の世界トップレベルの住宅である「アマンレジデンス 東京（Aman Residences, Tokyo）」が誕生します。

ブランデッドレジデンスとしてエクスクルーシブな（exclusive：上流階級向けの）サービスを提供する邸宅からなる都市型レジデンスであると共に、約1,400m2の居住者専用「アマン・スパ」も備えます。

都心にいながら、アマンが誇るホスピタリティによって、究極の非日常時間と穏やかさで満たされた生活を提供します。

「麻布台ヒルズ」（A街区）メインタワーの設計と「アマンレジデンス 東京（Aman Residences, Tokyo）」のインテリアデザイン

「麻布台ヒルズ」（A街区）メインタワーの設計であるタワーデザインは、マレーシアの名高いペトロナスツインタワー(451.9m)　※３　の建築で知られる建築事務所ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ（PCPA：Pelli Clarke Pelli Architects）※４　が手がけました。

レジデンス（区分所有建物）の室内空間をデザイン・コーディネートするインテリアデザインは、ヤブ・プッシェルバーグ（Yabu Pushelberg）　※５　が手がけました。

これにより、オーナーの皆さまに、アマンならではのライフスタイル、また息をのむ眺望と1,400㎡の居住者専用の共用施設として、アマン・スパが併設され、喧噪（けんそう）を静寂で包み込む、都会のサンクチュアリ（聖域）のような環境を提供します。

「アマンレジデンス 東京（Aman Residences, Tokyo）」

「森ビル デジタルアート ミュージアム：チームラボボーダレス」

「麻布台ヒルズ」のA街区とC街区との間には、文化施設が併設され、お台場で人気を博した「森ビル デジタルアート ミュージアム：チームラボボーダレス」など、豊な都市生活を実現する多彩な機能も備えます。

この文化施設では、森ビルが、チームラボと共同で企画運営するお台場の「森ビル デジタルアート ミュージアム：チームラボボーダレス」を移転・開業します（お台場の既存ミュージアムは昨年2022年8月31日をもって閉館済み）。

新たに誕生するミュージアムでは、コンセプトである「境界のない1つの世界の中で、さまよい、探索し、発見する」を継承しつつ、展示作品やアート体験を進化させ、よりボーダレスにすることで、世界の人々を魅了する「東京・日本のデスティネーション（旅行目的地）」としての地位をさらに強化します。

慶應義塾大学予防医療センター（仮称）

「麻布台ヒルズ」（A街区）メインタワーの5階・6階には、2012年の開設以来、高度な検査・診断技術に基づく人間ドックや、各診療科と連携したアフターケアの提供を通じて、受診者（年間約6,000名強）の病気の早期発見・治療に貢献してきた「慶應義塾大学病院予防医療センター」が東京都新宿区から「虎ノ門・麻布台プロジェクト」に拡張移転します。

健康寿命の延伸への更なる貢献を目的に、これまでの人間ドックの実績を基に、受診者一人ひとりのニーズやリスクに応じた最適な健診プログラムを提供する予定です。

加えて、街の核となる医療施設として、街の施設やサービスと連携した新たな予防医療・ウェルネスサービスを実現すると共に、「ヒルズ未来予防医療・ウェルネス共同研究講座」と連携することで、常に新しい診断・検査方法を追求し、未来の予防医療の創造を目指します。

「麻布台ヒルズ」の全体概要

「麻布台ヒルズ」は、森ビル及び日本郵便が参加組合員として参画する虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合が、東京都港区虎ノ門5丁目、麻布台1丁目及び六本木3丁目各地内に整備する街の名称です。 下記の街区で構成します。

64階の「麻布台ヒルズ」と15階の「墨田区の某RCマンション」との比較

墨田区の某RCマンションは麻布台ヒルズの何パーセント？

比較した結果、64階の「麻布台ヒルズ」は、15階の「墨田区の某RCマンション」の延床面積に至っては、約40倍の大きさだということが分かりました。

「麻布台ヒルズ」の「B-2街区」

日本初進出の「アマン」の姉妹ブランドホテル「ジャヌ東京」※６

「アマン」の姉妹ブランドとして2020年3月に発表された「ジャヌ」初の都市型ホテルとなる「ジャヌ東京」は、虎ノ門・麻布台プロジェクトに、都心の特徴的な環境を生かした遊び心溢れるコンテンポラリー（現代的な）な雰囲気を加えます。

客室とスイート合わせて約120室を擁し、中央広場に臨む「B-2街区」タワーの1階から13階という好立地を占めています。

ホテルの内装設計は、ジャン・ミッシェル・ギャシーが率いるデニストンが担当しています。

3,500㎡の広さを誇るジャヌ・スパ（ウエルネスな「より良く生きようとする生活態度を目的とした」施設）と、6軒のレストラン、バーを備える『ジャヌ東京』は、日本国内でも屈指の都心の再開発プロジェクトであるこのエリアに、生き生きとしたエネルギーとコミュニティをもたらす存在となるでしょう。

「アマン」の姉妹ブランドホテル「ジャヌ東京」※６

森ビル株式会社の代表取締役社長の辻慎吾氏からのコメント

『国際都市間競争を勝ち抜くためには、「都市の磁力」を高めることが不可欠です。

森ビルは、世界で数々のリゾートを手掛けるアマンと手を組み、これまで東京にはなかったような世界トップレベルの住環境とホテルを創出し、都市における新しいウェルネスの形を実現することで、「都市の磁力」の向上に貢献してまいります』。

アマンおよびジャヌの会長 兼 CEO、ウラジスラフ・ドロニンからのコメント

『日本で初めて都市型のアマンレジデンスを立ち上げることは、アマンの歴史の中でもマイルストーン（ビジネスシーンではプロジェクトや業務進捗における区切りや中間目標のことで、重要なアクションやイベントを指す用語）となる出来事です。

このプロジェクトは、卓越した特別な文化を持つ日本とアマンブランドとの間の、親密で互いに影響を与え合う関係にふさわしいものとなるでしょう。

日本を代表するディベロッパーである森ビルとの協働により、日本における第５番目のアマンを「麻布台ヒルズ」の⼀部として誕生させることができるのです。

今回開発するレジデンスは、オーナーの皆さまに、心安らぐ住まいとアマンならではのライフスタイルへのエクスクルーシブなアクセスを同時にご提供するものとなります。

さらに、「ジャヌ」初の都市型ホテルである『ジャヌ東京』も誕生いたします。

ゲストの皆さまには、文化とアートが交差する中心地で、活気あるコミュニティの真髄に触れていただくとともに、クリエイティブな交流をお楽しみいただく機会もご提供したいと考えております』。

『麻布台ヒルズって高さや施設は？2023年日本一高いビル？』のまとめ

森ビルが、虎ノ門（六本木）ヒルズシリーズとして６棟目になる、「麻布台ヒルズ」を東京都港区麻布台一丁目、港区虎ノ門五丁目、港区六本木三丁目を跨った地域で、2023年内に竣工します。「麻布台ヒルズ」は、4つの街区（A街区、B-1街区、B-2街区、C街区）から構成されています。

「麻布台ヒルズ」(A街区)メインタワーの高さは、300mの「あべのハルカス」より30mも高い「約330m（地上64階、地下5階）」で日本一です。このタワーの最上階（54階から64階）に「アマンレジデンス 東京（Aman Residences, Tokyo）」が建築されます。

加えて、B-2街区の1階～13階には、客室約120室を擁し、世界初のアマンの姉妹ブランドのラグジュアリーホテル「ジャヌ東京」で構成されています。

最後まで、お読み頂きまして、ありがとうございました＾＾♪

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