コオロギってあの焦げ茶色の昆虫のコオロギですよね。幼い時に、捕まえたり虫篭に入れたりしたことがあるけど、食べるって発想は無かったですよね~!
2022年11月、2023年2月と相次いで、徳島の県立小松島西高校が、徳島大学発のベンチャー企業・株式会社グリラス(2019年5月設立)の「食用コオロギパウダー」を使った給食を提供しました。
株式会社グリラスの製造する「食用コオロギパウダー」を含んだコオロギフード「シートリア(C. TRIA)」は数年内に世界で起きる可能性のある「タンパク質危機」と、世界で課題になっている「食品ロス問題」の解決を目指しています。
次の『C. TRIA プロテインバー ビターチョコ』は、コオロギパウダーを含んだコオロギフード「シートリア(C. TRIA)」の一例です。
■¥2,100 送料全国一律500円
■ザクザクとした食感が楽しい、食べごたえのあるプロテインバーです。
■乳タンパク不使用ながら 1 本で15.6g のたんぱく質を摂ることができます。
■コオロギ由来の栄養素であるビオチンや葉酸などのビタミン類、鉄や亜鉛などのミネラル類等※、不足しがちな栄養素を気軽に美味しく摂ることができる商品です。
■運動後のタンパク質摂取としてはもちろん、忙しい朝や小腹が空いた際の間食にもおすすめです!
■原材料名
準チョコレート(国内製造)、大豆パフ、「食用コオロギパウダー」、粉末状大豆たん白、アーモンド/トレハロース、炭酸Ca、乳化剤、香料、(一部に小麦・乳成分・アーモンド・大豆を含む)
■栄養成分表示(1本(37g)当たり)
エネルギー182kcal、たんぱく質15.6g、脂質8.9g、炭水化物10.4g、食塩相当量0.56g
■アレルギー表記
小麦、乳成分、アーモンド、大豆
※コオロギパウダーに由来するえび・かに類似成分が含まれます。
※昆虫の摂取により、まれにアレルギーのような症状が出ることが報告されています。本製品を初めて摂取される方は、まず少量から試されることをお勧めします。
株式会社グリラスの製造する食用コオロギパウダーを含んだコオロギフード「シートリア(C. TRIA)プロテインバー ビターチョコ」は、12本が1セットで多すぎます。
よって、本記事では、
★・無印良品から販売している「コオロギチョコ(Chocolate Bar with Cricket Powder):¥220(税込)」はどこで実際に購入できる?
★・「コオロギチョコ」は美味しい?
★・「コオロギチョコ」等の昆虫食を食べるのに賛成な賛成派の3つの理由
★・「コオロギチョコ」の私個人の実食と感想
★・「コオロギチョコ」は美味しい?食べるの賛成?反対?のまとめ
について、調べてみましたので、興味のある方は読み進めて頂けると幸いです。
>>無印良品から販売している「コオロギチョコ(Chocolate Bar with Cricket Powder):¥220(税込)」
- 無印良品のコオロギチョコを食べるためにどこで購入できる?
- コオロギチョコの口の中での味覚は「予想外だった」という過去の実食の感想
- コオロギチョコの味覚の私個人の最初の印象としての予想:美味しい(うまい)「45%」、まずい「55%」
- 私個人、素人による低予算な試みとしまして、無印良品の「コオロギチョコ:1本:38g」(価格220円:税込)の実食前の感想
- コオロギチョコ等の昆虫食を食べるのに賛成な賛成派の3つの理由
- 昆虫食がSDGsを達成へと導く可能性がある理由として、17ある目標のうち、大きくは3つの目標に該当
- 無印良品の「コオロギチョコ:1本:38g」(価格220円:税込)の実食後の私個人の感想
- 「コオロギチョコは美味しい?食べるの賛成?反対?」のまとめ
無印良品のコオロギチョコを食べるためにどこで購入できる?
無印良品のネットストアでも購入可能ですし、普通に店舗でも購入できると思います。
私は、亀戸アトレの無印良品で普通に購入できました(2023年3月8日)。
特に、売り切れそうでもなく40~50本くらい商品棚に陳列されていました。
コオロギチョコの口の中での味覚は「予想外だった」という過去の実食の感想
以下、Eさんの感想です(一部、解釈しています)。
出典『https://rocketnews24.com/2021/12/16/1573514/』)
食べる前のAさんの想像としては、「こう、ところどころに2本の触覚や脚の節なんかの存在を感じられるような口の中での感触でした。
そういう、ワイルドでリアルなコオロギ感があるヤツを想像して、
覚悟と期待をしていたのですが……おや?
おやおや?
口の中で、コオロギ感が全く無い……!
びっくりするくらい、ただのチョコバーでした。
昆虫独特のにおいや口の中での材質感は本当にゼロ%。
他人から教えられなければ、いや、教えられてもコオロギが入っているとは分からないと思う。絶妙に塩気の効いた、やや硬めな歯ごたえのチョコバーと言う感想しかない。完全にコオロギの存在が消されている!!まさにステルス(分からないように隠された)コオロギチョコでした。
恐らく「食用コオロギパウダー」というのは、微粒子レベルに至るほどまでに完全にコオロギを粉末化したものなのだろう。食感からコオロギを検知するのは不可能でした。
この絶妙な塩気っぽいものがコオロギフレーバーなのだと思うが、塩気とチョコ味の相性がいいため味の面でも違和感はゼロ。チョコに限らず、色んな食べ物にブチ込んでも大体上手く馴染むんじゃないかと思う。
気になりつつも、どの程度コオロギ感があるのかわからず二の足を踏んでいる方は、安心して食べてOKだ!拍子抜けするくらいにコオロギの気配は希薄だぞ!
値段はそこまで安くないものの、筋トレ等のお供にプロテインバーとして食べるのもアリな気がする。ここまで気配を消せるとなると、コオロギの食材としてのポテンシャルはマジでめちゃくちゃ高いと思う。
という予想外の感想でした。
コオロギチョコの味覚の私個人の最初の印象としての予想:美味しい(うまい)「45%」、まずい「55%」
私個人、素人の意見としては、昆虫食としてのコオロギチョコは、一見、美味しい(うまい)のではという期待が45%で、他方、最初の印象通り、コオロギの形状を思い出しますので、やっぱり気持ち悪いし、まずいのではという失望が55%といったところでしょうか。
別記事の「コオロギせんべい」の実食前の感想と比較してみると、私にとって、プロテインが入ったチョコバーとしてのイメージの方が、単なる「えびせんべい」と同じ感じがする「コオロギせんべい」よりも美味しくないのではという失望感が少しあったので、美味しいという期待が55%から45%へ下降した理由です。
私個人、素人による低予算な試みとしまして、無印良品の「コオロギチョコ:1本:38g」(価格220円:税込)の実食前の感想
私は、そもそもコオロギチョコが何故世の中に存在して、どうして私自身食べることになったか、コオロギチョコの存在理由について、私なりに、考えてみました。私は、「直感的に、正直食べたくない」のが実食前の感想です。
しかしながら、先ず、世間で言われていることは、コオロギチョコ等の昆虫食を食べるのは賛成であるとする大きく3つの理由があります。
コオロギチョコ等の昆虫食を食べるのに賛成な賛成派の3つの理由
コオロギチョコ等の昆虫食の賛成派は、SDGsを実現可能であると言います。
SDGsとは、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称です。
エス・ディー・ジーズと読みます。
国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた17の目標のことなのですが、実は、昆虫食はSDGsと密接な関係があると言われています。
昆虫食がSDGsを達成へと導く可能性がある理由として、17ある目標のうち、大きくは3つの目標に該当
『目標13:気候変動に具体的な対策を (Climate action)』
温室効果ガスの排出が少ない。
動物性タンパク質1㎏あたりの温室効果ガスの排出量で言うと、
牛は2850gで、約3㎏ですね。タンパク質の3倍の温室効果ガスを排出します。
豚は1130gで、タンパク質と同程度の温室効果ガス排出量です。
鶏はというと、300gとかなり少なくなります。
そして、昆虫はというと、なんと1gだと言われています!
タンパク質1㎏に対して、1gなので、1000分の1ですね。
驚異的な少なさです。
『目標15:陸の豊かさも守ろう (Life on land)』
飼育するのに必要となる水と食料、農地が少ない。
可食部1㎏を生産するのに必要な水は、
牛は22000ℓ、豚は3500ℓ、鳥は2300ℓなのに対して、
昆虫はなんと1ℓ!!!!!!!!
可食部1㎏を生産するのに必要な飼料については、
牛は10000g、豚は5000g、鳥は2500gなのに対して、
昆虫は1700g!
可食部1㎏の生産に必要な農地としては、
牛は200㎡、豚は50㎡、鳥は45㎡のところ、
昆虫は15㎡!
圧倒的な少なさですね。
目標2:飢餓をゼロに (Zero hunger)
■高たんぱく質
100gあたりに含まれるたんぱく質の量は
牛は19.4g、豚は17g、鳥は19.5gです。
一方、昆虫は69g!と5倍ほどの含有量です。
現在も栄養失調で多くの命が失われていることを考えると、昆虫食の普及はSDGsの『目標の2』の「飢餓をゼロに」 飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進するに該当すると考えられます。
無印良品の「コオロギチョコ:1本:38g」(価格220円:税込)の実食後の私個人の感想
先ず、私は、自分自身に言い聞かせました。
「コオロギチョコを食べる」ことは、あの国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた17の目標(SDGs:Sustainable Development Goals:エス・ディー・ジーズ:(持続可能な開発目標))のうち3つを達成することができ、その達成に協力することは、これからの地球の未来を希望に満ちたものとする尊いことなのだ!!
と先ず、自分に重ねて言い聞かせてました(動機付けを大きくしないと実食できないのが本音です…)。
そして、おそるおそる、
無印良品の「コオロギチョコ:1本:38g」(価格220円:税込)のバーの角を少しかじりました。
なんという事でしょう!一口噛みしめてみると一瞬、フルーティー感(疑うことなかれ柑橘系、あえて言えばミカン風味)を併せ持たんばかりのチョコの味でした!
今度は、フツーのプロテインバーと同じく3cm位をガブリとかじりました。
一口目ばかりでなく二口目もやはりフルーティー感を併せ持ったチョコの味でした!
私は、三口、四口、五口と食べ進め、そして、その後味を噛みしめました。
その後味は、普通のチョコの様にねっとりと溶けた甘さを感じさせるものではなく、
チョコの後味というよりは、
言い過ぎかもしれませんが、
ドライフルーツ感すら薄っすらと感じさせるサラサラとした甘みを抑えた後味でした!
ここで、コオロギチョコのバーのパッケージをよく見ると、
本品に含まれるアレルゲン(アレルギー症状を引き起こす原因となる物質)として、
「小麦:Wheat」「乳成分:Milk」「オレンジ:Orange」「大豆:Soybean」と
書かれているではないですか!
オレンジ風味に気を取られ、肝心の食用コオロギパウダーの味は、
影も形もないではありませんか!
ここで、別記事の「コオロギせんべい」と
本記事の「コオロギチョコ」のいずれかを選ばなければならない場合、
私個人としては、「コオロギせんべい」のえびせんべい感の方が、
「コオロギチョコ」よりも食べやすいかなというのが本音に変わりました。
以上が「コオロギチョコ」の実食の感想でした。
「コオロギチョコは美味しい?食べるの賛成?反対?」のまとめ
私の「コオロギチョコを食べる」という地球の未来を希望に満ちたものとする尊い使命は無事、終了しました。私には、地球の未来のためにやり遂げたという達成感が沸き上がりました。もしかしたら、この達成感を他の勇気ある人と共有したいという思いも少し感じたかもしれません。私に続く勇気ある挑戦者が増えることを祈って、本記事を終了したいと思います。
現時点で明白なのは「甲殻類、魚介類アレルギーの既往がある方は、昆虫食を食べるのは控えておくべき」ということです。
そして、あの国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた17の目標(SDGs(持続可能な開発目標))のうち3つを達成することができるとはいえ、その普及には、「長期的な昆虫食の摂取による健康への影響に関する研究」や「アレルギー等に関する基礎知識の啓蒙やガイドラインの整備」などまだまだ解決するべき課題が多く残っていると思いました。
食べるの賛成?又は反対?については、実際に食べてみた勇気ある人の感想や、可能であれば多数決に委ねたいと思います。
最後まで読み進めて頂き有難うございました^^♪